男の人も大変 その4
タートルネックは、昔は徳利(とっくり)首と呼んでいました。
毛糸編みの徳利首のセーターは、どちらかというと漁夫を思い出すようなイメージを持っていました。
これが、1960年代に入って堅苦しいネクタイを締めたホワイトカラーの姿に対して、リベラルでカジュアルなところが好まれて、次第に一般化するようになりました。
もともとは、マーガレット妃の夫君であるスノードン卿がニューヨークの高級レストランに入ろうとして、タキシードに白のタートルネックは入れませんと断られたエピソードに始まるのだが、これを機に芸術家音楽家の問に普及していった。
あのアンディ・ウォーホル、指揮者のバーンシュタインとその弟子小沢征爾などもタートルネック流行の口火を切った草分け的な人々だ。
ネクタイで首を締めつけるのは衛生的でないし、とにかく窮屈だ。
それより、背広にタートルネックを着れば、それほどドレスダウンにはならないし、ちょいと粋で見栄えがします。